今これを読んでるよ、
image
俺 個人私物。(脚本 ロベルト・オーチー、アレックス・カーツマン、デイモン・リンデロフ、原案 ジーン・ロッテンベリー、著 アラン・ディーン・フォスター、訳 尾之上浩司、角川文庫 刊)

初代ミスター・スポック(レナード・ニモイ氏) に会いたくて、朝っぱらから並んだ俺はかなりのスタトレ信者ってことになるんじゃないか？
(p_-)
【声優続きで…】(http://blog.livedoor.jp/takanao89/lite/archives/51258934.html)

もっとも、我が人生で 並んでまで会いに行ったのは、ニモイ氏とビリー・ジョエルのライブだけなんだけど、

時代は移り…俺の会ったことのない、新世代のスポックの登場する この米のSFドラマは、人の心をとことん、徹底的にをあからさまにして見せる、
(°_°)

…この夏、もうすぐ日本でも公開なのは『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(8・23 全国ロードショー)
(^O^)

次世代版スタトレの第二作目。
(^O^)／

前作をかなり褒めちぎったからね？【スター・トレック(吹替版、09)】(http://blog.livedoor.jp/takanao89/lite/archives/51309151.html)

今作もまだ本編を観たわけじゃないけど、監督がこの作品のヒットを受けて、SWの次作監督にも決まった、って話だから このスタトレはかなり面白いんだと思うよ、マジに。
(O_O)
image
俺 私物。チラシより。
※
防護服のヘルメットをかぶり、ロックする。胸元に命綱を装着すると、ウフーラは綱のもういっぽうがシャトルのカーゴウィンチにしっかりつながっているのを確かめた。
スポックは容器を持ち上げ、脇腹に用意された装置に固定した。
ヘルメットの強化ガラス越しに、ウフーラは彼を見つめた。「わたしがいなくても、だいじょうぶ？」彼の通信機が機能しているかどうかを確認するために、聞こえるかどうか質問したのだ。通じていれば、予想した返事が聞こえるはずだ。

「非論理的なことを言うな」スポックが淡々とした声で答えた。

「わたしはガスや高熱に対応できる装備を身につけている────」
image
俺 私物。チラシより。

このオフィシャルノベルにも、スタトレファンには堪らない、スタトレファンならよく解るこんなセリフが満載なわけで…
(^o^)
※
苦々しい顔をしたカークはさえぎった。

「俺は"艦長"じゃない！」冷ややかな笑顔にはユーモアのかけらもない。

「よく考えてみろ、どうだ？公式記録に残っているように。俺はきみを助けたよな、スポック。きみがそれを感謝していると記録してくれたなら、俺も嬉しかっただろう。きみを助けたおかげで、宇宙艦隊から追放されずにすんだのかもしれない」

リフトのドアがひらきはじめると、彼はもうかまうなと手をふった。

「つきつめると、問題はひとつだけだ、スポック。きみは報告書を提出し、そのために俺は艦を失った」
(中略)
「ようやく、わかりました」スポックは小声で答えた。「まえもって確認すればよかったのですね」
深呼吸をすると、カークは説明しようとした。「報告書の問題じゃないんだよ！まだ、わからないのか？」
「わかるように教えていただけませんか、艦長────わたしがどこで"誤解"しているのかを」二人は通路の角をまがった。

「なあ」カークは呼びかけた。

「もうすんでしまったことだ、それはわかるな？もう終わったことはどうしようもない。二ビルでは、俺はやるべきことをやった。そして、きみはそれをそのまま通常の報告書に書きこんだ。それですべては終わった。俺は、そのあとのことを言ってるんだよ。"いま"のことをね。

なんというか、きみの頑固なまでの規律正しさや、自分の行動についての判断には敬服しているが、

その結果、何がどうなるかについてなにひとつ配慮していないし、俺にはそんなまねはできない。

つまりだ、そう、少しうんざりしていたところだ。

言わせてもらえるなら、きみが新たな部署でどんなことをするのかを、少々同情しながら傍観できるのが嬉しいよ」
(後略)
image
俺 私物。チラシより。

これ、カークの気持ちが痛いほどわかる気がするよ、艦長のエンタープライズでは、成熟した、進化を遂げた各国の人類、別惑星の熟練したクルーが彼をサポートしていても、それでもこんなだから。

ましてや友情や思い遣りが、簡単に理解の及ぶ訳もなく…
(u_u)

俺が自分の立場に置き換えていうなら、

"A"国の奴は「僕の人気で保ってると思ってましたよ」と気でも触れたのかと思わせるような自惚れが本性で、

"B"国の奴は「金？知らないです、預かってない」と平気で仲間を欺き、

"C"国の奴は「何でアタマ丸めたんですか？それより今後は3割の報酬、勿論 名前も載せてください」…と、すべては己の欲のみ。

各国の人種が、スタトレ世界の様に成熟した進化を遂げるには、まだ百年単位で今の我々は"未熟"なんだろう。

いや、日本人のこの俺が、とことん"未熟"だったんだろうな。今にして思えば。
(~_~;)

ま、映画だから、最後は深い友情で結ばれてハッピーエンド、なんだろうけど？
(・Д・)ノ

現実は、色と金 メインだから。
(°_°)

とまあ、俺が信じてた仲間、なんてのはこの人生に於いてまだ鉄ーと萩ぃしか居ない。

そんな2人だけでも、親友だと思える仲間が 俺には居るだけましか？
(^^;;

あとは騙し欺き、愚弄する。そんな連中だけだったからな。

それでも、映画の様な？そんなウソ偽りのない友情を、俺はいつまでも信じてるよ。

1対1なら、相手が卑怯なことをしてくるまで 絶対に手は出さないが、周りに睨みは効かす。

利益を裏読みし手助けをする、のではなく、仲間を信じるからこそ手出しはしない、そんなんが真の友情なんだよ (実話)。

目の前のそれが、どんだけバカな事なのか解っていても、だよ。
^_^


※
船医がさらに何か言おうとしたとき、カークが答えた。「いたって普通だよ」にやにやしている船医の姿がぼやけ、またすっきり見えるようになる。「どうやって、きみはカーンを捕らえたんだ？」

「わたしじゃない」

マッコイが横に退くと、病院の部屋の奥が見えるようになった。そこに別の人影がうかんでいる。近づいてきたので、徐々に姿がはっきりしてきた。

艦長と副長は、たがいにじっと見つめ合った。

「きみが助けてくれたのか」友人を見上げながら、カークはつぶやいた。

「あなたも、わたしを助けてくれましたよ、艦長。さらに、エンタープライズの乗組員の命も……」

「スポック、その ──── ありがとう」

ヴァルカン人がこのとき口にした言葉を聞いて、愕然としたのは、マッコイだけだった。

「どういたしまして、ジム」
image
俺 私物。チラシより。

※表紙画像、本文より抜粋、引用。


※合わせて読もう。

声優続きで…
http://blog.livedoor.jp/takanao89/lite/archives/51258934.html

スター・トレック(吹替版、09)
http://blog.livedoor.jp/takanao89/lite/archives/51309151.html

美しいよね、エンタープライズ・NCC-1701
http://blog.livedoor.jp/takanao89/lite/archives/51670106.html

再録・画像あり『伝説の時空へ』ST生誕30周年記念作品 DS9完全ノベライズ【トリブルでトラブル】スニーカー文庫
http://blog.livedoor.jp/takanao89/lite/archives/51647659.html

高野十座26の秘密-�� 実は結構なスタトレファン
http://blog.livedoor.jp/takanao89/lite/archives/51728045.html

タグ ：
#スター・トレック
#イントゥ・ダークネス
#カーク
#スポック
#マッコイ
#角川文庫