獅子座の「自信」は、経験に基づくものではなく、自分という存在の全肯定に根拠を置くものです。


獅子座は、自分が望むところにとても正直です。
(中略)
決して、誰かの言いなりになったり、「なんでもいい」と投げやりな態度を取ったりはしません。「なんでもいいよ」と言うとき、獅子座の人は、
その相手や対象から完全に関心を失っています。
(中略)
獅子座の人は、何かに少しでも関心を持っているとき、つねに「こうしたい」という方針が心に輝いています。意に染まないことは絶対にしませんし、「こうしたい」という望みが心に湧くと、簡単にはそれを諦めません。


獅子座は「固着宮」に属します。
自らの内側に一定したペースを持ち、自分が自分であることが容易に崩れない、確かな星座です。活動宮や柔軟宮が、変化や変容を担っているのに比べ、固着宮の星座は、信頼に足るぐらつかない星座、とされています。


獅子座は「王者」を象徴する星座なので、王様や高貴な人々が住む場所、豪華で明るく、人がたくさん集まる場所と結びつけられています。
その一方で「獅子」という動物のイメージから、森や岩場などの「動物たちの世界」も、獅子座の管轄となっています。
(中略)
冒しがたい輝きや強さを感じさせる場所が、獅子座の本質を教えてくれる場所です。


獅子座が象徴するのは、赤、そして緑です。
さらに、獅子座を支配する星である太陽は、同じく鮮やかな赤、緋色を象徴しています。黄色、金色も獅子座によく似合います。
また、一説には「パープル」も、獅子座と関わりある色とされています。


獅子座の価値観は、その誇り高さと いい意味でのワガママの上に成り立っています。正義感が強く、論理的で理性的ですが、机上の空論のような「ルール偏重」にはならないのです。「正しさ」は、獅子座の世界ではどこか、「芸術的な美しさ」とつながっています。理屈の上での正しさや量的な公平さを目指しているのではなく、自己表現としての確かさを求めているわけです。
明るく輝かしいこと、公明正大であること、ストレートで表裏がないこと、が、獅子座の世界の中心にある価値観です。
(中略)
媚びる人や自分の意見を持たない人、相手によってコロコロ態度を変える人などを「理解できない」と感じるようです。(中略) お互いに対等な、王者同士の関わりを求めます。

「かっこいいかどうか」が判断基準になることがしばしばあります。どんなに得になることでも、どんなに物質的に恵まれる条件でも、「かっこわるい」と思えることは願い下げなのです。


獅子座は、(中略) イヤだなと思えることでも、自分には向かないように思えることでも、とにかく「気になったこと」は、誰よりもよく調べたり勉強したりする傾向があります。

バカにしているようでも、実はまったくバカにしていないのです。

上下関係を気にしないのも、獅子座の特徴です。目上の人にも堂々と接しますし、同時に、(中略) 年下の人からも、時には頭を下げて大いに学ぼうとします。


獅子座の人がどうしても必要とするのが、その繊細さを知りつつも、決してその弱さにフォーカスしない理解者です。

何かを欲したとき、簡単には諦めないのですが、粘って粘ってどうしてもダメだ、と悟ると、それまでの粘りがウソのように潔く諦めることができる人々です。

(中略) 手のひらを返すような諦め方にも驚かされます。獅子座の誇り高さは、愛することにも、愛を諦めることにも、同じように作用するわけです。

(中略) 努力を人に見せません。結果を出すためには労をおしまない、堅実な面を隠し持った人々です。


好き嫌いがハッキリしていますが、嫌いなものでも「否定」はしないことが多いようです。

「あの人は嫌いだけども、でも、あの人はあの人で存在する権利がある」というのが獅子座のモットーです。


好きになると、その気持ちはなかなか冷めることはありません。

とはいえ、思い込みや理想の投影から誰かに惹かれたときには、その幻影が冷めると、蝋燭の火を吹き消すように「何も感じない」状態に変化します。

誰かから愛を告げられれば、それを素直に受け止めます。
(中略)
そのため、「曖昧な態度で期待させてはいけない」と、手厳しく突き放すこともあります。

これは、冷たいからではなく、相手の愛情を信じる気持ちがあるからできることです。


自分のやることや決断、判断について自信が持てない人が多い中で、獅子座の人の「これはこうだ」というブレない確信は、すばらしい影響力を持っています。
(中略)
強い自己主張の中にも、他者への純粋な愛がこめられているのです。

人気取りやおもねりではない、本物の事故表現には、そのような受け取り手への愛が詰まっているものです。


獅子座の世界では、自分は、絶対に自分以外のものにはなれないのです。


獅子座を支配する星は、「太陽」です。
太陽系の中心で輝いている星が、獅子座の守り神なのです。


あなたを大切にしてくれている人は、あなたの「強さ」へのこだわりを知りながら、あなたの悲しみや痛み、努力や苦労に関心を持ってくれる人です。

あなたの輝かしい「獅子の鎧」の輝きに魅了されながら、その内側の繊細なクリスタルのような心にも、愛情を、感じてくれる人です。

(中略)
ただあなたの強さを信じているだけの人は、すぐあなたから離れていってしまいますが、あなたの内側にあるその繊細さと結びついた相手は、離れていくことはありません。

あなたは、誰かに「席」を与える人です。
(中略)
太陽が輝くことを私たちは「当たり前だ」と思ってしまいがちです。

でも、あなたが輝いているのは、決して「当たり前」なんかではありません。

あたなを大切にする人は、太陽の輝きが当たり前でないことに気づく心を持った人です。

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※ 『獅子座 Leo』('10/石井ゆかり著、WAVE出版) より引用。




獅子座の高野十座の、最近読んだ、好きな本です。
(^。^)


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獅子座『誕生日事典』8月9日生まれの俺の場合
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