今、この地球上でいちばん行ってみたい場所かもしれない。

メキシコ、チワワ砂漠の地下深くにある「結晶の洞窟」。
(^_^)

この巨大結晶の洞窟は、2000年、メキシコ最大の鉛鉱山…ナイカ鉱山で偶然発見されたらしい、
なんて景観、まるで映画のセットの様…


50万年以上にわたり、鉱物を豊富に含んだ水がナイカ山の近くにある洞窟を通過し、その間に硫酸カルシウムの分子が規則正しく推積していった。地下深くにあるマグマの熱と断熱材の役割をする厚い岩の壁のおかげで、水をたたえた洞窟はほとんど環境が変化しなかった為、結晶はとてつもない大きさまで成長した。


洞窟内の温度は44〜5℃もある!最長の結晶、セレナイトの巨大な柱は長さ11.4メートル!!
!(◎_◎;)

行ってみたいが長いは無用だわ。しっかしすげーな。
(⌒-⌒; )


……洞窟のなかには、長さ10メートルを超えるものもある50万年前の結晶が林立している。透き通った燦然と輝く結晶の立ち並ぶ洞窟は、この世のものとは思えない美しさだった。


TVの番組やこの本の写真を見ても、圧倒的な"脅威" がある。美しく威厳に満ちた、それでいて、まるでSF映画のセットの様な、あり得ない現実味、とでも云うかな?そんなん。


「クエバ・デ・ロス・クリスタレス(結晶の洞窟)」の巨大な結晶は、世界中でもここしか見られない。輝く結晶の柱で埋めつくされたこの洞窟は、2000年にメキシコのナイカ鉱山の地下300メートルのところで発見された。(中略) ナイカ鉱山はこれまでにも採掘中に、大きさはずっと小さいものの、みごとな結晶がぎっしり詰まった洞窟を、鉱夫が偶然見つけたことがあった。だがこの結晶はなぜこんなに大きくなったのか。(中略) 洞窟内を埋めつくすのは、セレナイトと呼ばれる透明な石膏の結晶だ。結晶を構成する分子は厳密な規則に従って並び、整然とした秩序をつくり出している。


いやーびっくりするよ、この世のものとは思えない。真剣に。
(; ̄O ̄)


洞窟のなかは非常に高温で疲労しやすく、熱射病になる危険がある。(中略) 洞窟内にいられるはわずか20分。


酷暑が写真からも伝わる。結晶は、見た目は美しいが、洞窟内部の環境は、人間用にはなって無い。


ナイカ鉱山の多くの洞窟には、何十万年もの年月をかけて、硫酸カルシウムを豊富に含む地下水が染み込んだ。地下のマグマで熱せられた洞窟は徐々に冷え、洞窟内にたまった水の温度は58℃前後で安定した。この温度では水中の硫酸カルシウムはセレナイトに変化する。こうしてセレナイトの分子が小さなレンガのように徐々に積み重なって結晶を形成したのだ。別の洞窟では、温度が安定しなかったり、何らかの原因で環境が変わったため、もっと小さな結晶が形成された。だが「結晶の洞窟」では数十万年の間、環境が変わらないまま、ほぼ完璧な均衡状態が保たれ、結晶は着実に成長した。1985年、鉱山労働者がポンプで水を抜き取るまで、この均衡状態は保たれた。以来、結晶の成長は止まった。


人が想像するものは必ず具現化する、つーよね、スタトレのコミュニケーターは今じゃ一人一台以上持つことになったケータイ、スマホ だし、ミスター・スポックがいつも持ってたトリコーダーはiPadだ。

そして、このバケモノ程巨大な結晶が人間を襲う映画がある。モノクロの時代から スクリーン上で大暴れしてたからね、

『モノリスモンスター』('57/米)。まだ日本版は出てないけど海外版のブートを観たよ。


ある田舎町近くの荒地に隕石が落下する。それは、水を吸収して成長する未知の鉱物であった。大雨の夜、落下地点へ駆けつけた科学者の見たものは、漆黒の荒野に聳え立つ巨大なモノリスだった。モノリスは無尽蔵の雨水を吸収し、大きく成長しては自重で崩れ、散らばった破片がまた成長することを繰り返して町へ接近する。水に触れて活性化したモノリスのかけらに触れた人間は、体が珪素化、つまり石になってしまう。非常事態となり住民が避難する中、塩水をかけることでモノリスが不可逆的に不活性化する事を教授が発見、上流のダムを爆発してモノリスを塩水漬けにし、町は守られた。

(モンスターパニック/大洋図書) より引用。

この「モノリスモンスター」が水で成長、てのも「巨大結晶」ままなら、自重で崩れる、てところまで同じ。


洞窟が水で満たされていたときには、水が結晶柱を支えていた。だが水がなくなったせいで、時間の経過とともに結晶自身の重みで曲がったり、亀裂が入ったり、


これじゃあまるで、このメキシコの「巨大結晶」は、「モノリスモンスター」の残骸みたいじゃないか?
かつて遠い昔、人類の失われた記憶がこの映画を作らせたのだとして、今現在メキシコの洞窟に在るのは、かつての結晶モンスターの亡骸!いや、眠ってるだけだったりして…
!(◎_◎;) あー楽し。

見た目も同じ風体だった記憶。メキシコの「巨大結晶」が、どんどん成長しては前に前に崩れながら進んでく感じ。
(・□・;)

映画と現実の奇妙な一致、みたいな…
(; ̄O ̄)

と、まあ、想像力豊かな俺。おバカ。
(T_T)

離陸時はマジメにいけてんのに、まいど着地点はこんな風…

子供か!…( i _ i )


30分後、私たちは外に出た。汗がどっと噴き出し、血管がドクドクいっている。ドキュメンタリー映画の監督が様子を尋ねてくる。口もきけずにいる私を見て、彼はうなずいた。

「まるで、子供が見る夢みたいだろう?」



まさにその通り!ヾ(@⌒十⌒@)ノ





※ 引用。