ちょっと、期するとこあって何十年かぶりに、昔の 南池のアパートを見に行ってみた。
そこに辿り着くまでの街並みは、何もかも変わってて、当時の面影も少ししか残ってなくて…
でもまだ在ったね。アパートは。
俺の居た部屋に人は住んでないみたいだった。
下の左…萩ぃの住んでた部屋も同じ、2人が居た部屋には、住人はいないみたいだった。
ケンカしたり、仲直りしたり…萩がさ、昼頃下から小石投げんだよ、
窓にカチッカチッと小石が当たって鳴って、その窓側にベッド置いてたから、寝てると丁度いちばんハッキリ分かる…
何だ?イタズラか?と思って窓開けると萩ぃが、
「おい、高野ぉ、飯行かない?おごるからさぁ〜?」って…
ケンカしたばっかりだと俺も怒ってるから、そん時は無碍に断るんだけど、また次の日も、その次の日も…
しまいにゃ、俺も根負け、つーか、俺も本当は仲直りしたい訳だから、三日目辺りになると…
「おぉ…分かった。今行くわ」とか斜に構えて降りてったりしてさ、
大喧嘩したすぐ後でも、そんなんでいつも2人、下のラーメン屋で炒飯喰って仲直りして…
萩はさ、同じアパートに居た訳だから、別に玄関のピンポン鳴らせば良いだけの話なのに、喧嘩の後は毎度そうやって小石をぶつけて、窓の下から声かけてくるのよ…
でも 奴が何でモテたかよく分かる。うん。
(~_~;)
いつも萩のその手で 、喧嘩は無かった事になって、また毎日毎日2人してバカな事ばかり 朝から晩までやってたわ。
(T_T)
バイトも一緒だったから…そこ終わって、朝方4時頃まで呑んで…ベロンベロンに酔って…
「高野ぉ〜俺さあ〜今からリカちゃんとこ行くべ〜」って、横断歩道の真ん中で立ちションしながら「じゃあな」って別れてさ、
しばらく行方不明になったかと思えば、何の連絡も無いまま、2〜3日後にひょっこり顔を出して…
「高野ぉ〜俺さあ〜リカちゃんと同棲するべぇ〜」って戻って来たかと思えば、
もう、その一週間後には、
「高野ぉ〜、俺 リカちゃんと別れたべぇ」って…
まさに青春ど真ん中、バカ真っ盛り、な俺たち2人だったよ。
そんな萩ぃは、元気でいるのかなあ?俺は他に別に何も望まないから、奴にもう一度会いたいよ…真剣に。
かけがえのない友、てのは、親友てのは、親兄弟と同じ、喧嘩しても、また一瞬で仲直りできる、そんな血の繋がりと同じ、不変の存在を指すよな。
ただ通り過ぎてく…ただの知り合い との 決定的な違い…
…短期間、俺もそこで同棲してた時代もあってさ、酷い想い出もあったりのアパートでもあるんだけど、
それを差し引いても、夢が一杯詰まった、ステキな、最高の恋愛もいっぱいした、親友と究極のバカやってすごした、そんな場所だったんだよ。
でも、いつまでも、青春はしてらんないんだよな…
いつか必ず、大人にならなくちゃいけないみたい。
変わらぬ佇まいのまま、そのアパートはひっそり建ってて、
どの窓にも灯りは無く、人の気配も無い…
時間があの頃に戻ったかの様に、何も変わり無くて…
小豆色した壁も、鉄の階段のサビも、ポストの位置まで、なにもかもあの日のままだった…
時間が止まったかのように…
「おい、高野ぉ!」って、萩が窓開けて、声をかけてくんじゃないかと…
んなわきゃないか。(-。-;
明日また行ったら、そんなアパートはとうの昔に取り壊されて、もう随分前からなかったりして…
!(◎_◎;)
あまりにも、あの日のままの、昔の…我が青春の…想い出の…アパート。
不思議な、空間、ひと時、時間だったよ。
俺が、高野十座が、まだ高野十座じゃなかった頃の…
そんな時間。
また今度、あのアパートに行く勇気は無いわ。
怖いよ。
なんだか…(-。-;
…過去はやっぱり振り返るものじゃないんだろう…
(^_^)
それはきっと間違いじゃないね。
(^^)
そこに辿り着くまでの街並みは、何もかも変わってて、当時の面影も少ししか残ってなくて…
でもまだ在ったね。アパートは。
俺の居た部屋に人は住んでないみたいだった。
下の左…萩ぃの住んでた部屋も同じ、2人が居た部屋には、住人はいないみたいだった。
ケンカしたり、仲直りしたり…萩がさ、昼頃下から小石投げんだよ、
窓にカチッカチッと小石が当たって鳴って、その窓側にベッド置いてたから、寝てると丁度いちばんハッキリ分かる…
何だ?イタズラか?と思って窓開けると萩ぃが、
「おい、高野ぉ、飯行かない?おごるからさぁ〜?」って…
ケンカしたばっかりだと俺も怒ってるから、そん時は無碍に断るんだけど、また次の日も、その次の日も…
しまいにゃ、俺も根負け、つーか、俺も本当は仲直りしたい訳だから、三日目辺りになると…
「おぉ…分かった。今行くわ」とか斜に構えて降りてったりしてさ、
大喧嘩したすぐ後でも、そんなんでいつも2人、下のラーメン屋で炒飯喰って仲直りして…
萩はさ、同じアパートに居た訳だから、別に玄関のピンポン鳴らせば良いだけの話なのに、喧嘩の後は毎度そうやって小石をぶつけて、窓の下から声かけてくるのよ…
でも 奴が何でモテたかよく分かる。うん。
(~_~;)
いつも萩のその手で 、喧嘩は無かった事になって、また毎日毎日2人してバカな事ばかり 朝から晩までやってたわ。
(T_T)
バイトも一緒だったから…そこ終わって、朝方4時頃まで呑んで…ベロンベロンに酔って…
「高野ぉ〜俺さあ〜今からリカちゃんとこ行くべ〜」って、横断歩道の真ん中で立ちションしながら「じゃあな」って別れてさ、
しばらく行方不明になったかと思えば、何の連絡も無いまま、2〜3日後にひょっこり顔を出して…
「高野ぉ〜俺さあ〜リカちゃんと同棲するべぇ〜」って戻って来たかと思えば、
もう、その一週間後には、
「高野ぉ〜、俺 リカちゃんと別れたべぇ」って…
まさに青春ど真ん中、バカ真っ盛り、な俺たち2人だったよ。
そんな萩ぃは、元気でいるのかなあ?俺は他に別に何も望まないから、奴にもう一度会いたいよ…真剣に。
かけがえのない友、てのは、親友てのは、親兄弟と同じ、喧嘩しても、また一瞬で仲直りできる、そんな血の繋がりと同じ、不変の存在を指すよな。
ただ通り過ぎてく…ただの知り合い との 決定的な違い…
…短期間、俺もそこで同棲してた時代もあってさ、酷い想い出もあったりのアパートでもあるんだけど、
それを差し引いても、夢が一杯詰まった、ステキな、最高の恋愛もいっぱいした、親友と究極のバカやってすごした、そんな場所だったんだよ。
でも、いつまでも、青春はしてらんないんだよな…
いつか必ず、大人にならなくちゃいけないみたい。
変わらぬ佇まいのまま、そのアパートはひっそり建ってて、
どの窓にも灯りは無く、人の気配も無い…
時間があの頃に戻ったかの様に、何も変わり無くて…
小豆色した壁も、鉄の階段のサビも、ポストの位置まで、なにもかもあの日のままだった…
時間が止まったかのように…
「おい、高野ぉ!」って、萩が窓開けて、声をかけてくんじゃないかと…
んなわきゃないか。(-。-;
明日また行ったら、そんなアパートはとうの昔に取り壊されて、もう随分前からなかったりして…
!(◎_◎;)
あまりにも、あの日のままの、昔の…我が青春の…想い出の…アパート。
不思議な、空間、ひと時、時間だったよ。
俺が、高野十座が、まだ高野十座じゃなかった頃の…
そんな時間。
また今度、あのアパートに行く勇気は無いわ。
怖いよ。
なんだか…(-。-;
…過去はやっぱり振り返るものじゃないんだろう…
(^_^)
それはきっと間違いじゃないね。
(^^)
コメント
コメント一覧 (5)
(・・)
辺り一帯、雑司ヶ谷霊園だから、今なら一晩中声がして寝らんないだろう…
⊂((・x・))⊃
うちの弟にも懐かしい場所だろうな、クソ暑い真夏に、エアコンすら無かったから…
v(^_^v)
しかも、更にそれ+冷蔵庫までぶっ壊れた時の真夏も忘れらんない…
(T_T)
猛暑に、冷蔵庫ならぬホット庫。
(T_T)
ガマンできなくて、ローンして冷風機買ったら、背面から冷風じゃなく温風出てくるし…
(T_T)
顔に、100円 ロックアイス乗せてしのいだわ。
(T ^ T)
よくやれたよ、初っから、サポートしてくれる人は誰も居ないと知ってたから強かったのか?
(-。-;
ずっと放し飼いだからな…
-_-b
あまりの暑さに、兄弟して声も出せずにダウンしてたら、
風呂場の窓から泥棒入って来て(二階なのに)、
弟が「泥棒だ!」って…
Σ(゚д゚lll)
「何だとぉ?」って裸足で追いかけた記憶もあったりの…
(*`へ´*)
今にしてみたらすげーな、本当サバイバル…
(~_~;)
そんな想い出溢れるアパート。
f^_^;)
高野十座
サバイバルな生活は私も経験しています。自炊をしていたので買い物も節約していました。
鰯が一皿100円でしたね。8匹ぐらいありましたか。
大根で数種類の料理を作ったものです。皮はきんぴらにしたり、葉は菜めしに、大根おろし、サラダや煮物と作りました。
今でもその頃のことを思い出します。まだまだ日本が貧しい時代だったなと思います。
でも夢や希望はありましたね。
先生の情熱が本物な限り、きっとそれは実現するのだと思います。
(^ ^)
羨ましいです。人生を自分のものにする生き方。
俺は、そんな元気を、いつからかどこかに置いて来てしまったみたいで…
(~_~;)
高野十座