高校入学のお祝いに、母親にどーしても欲しい、つって買ってもらった、

『CITIZEN QUARTZ CRYSTRON LG』通称"デジアナ黒"。

"アナデジ"とは違う。そうは呼ばない。

それをついに見付けた。動いてないけど…
(T_T)

いったいどれくらい長いこと探し続けただろう?

これは、当時、うちの学校的には"ダサい"部類に属してたな、流行ってなかった。

だから、殆どはめては学校行ったことなかったんだけど…

黒の六角形のアルミボディに、まだ珍しかった液晶画面の時刻表示と日付表示、

左下hexagon枠内にはアナログ時計と…今のG系スタイルの走り、

こうやって改めて見てみると、こんなにも薄くて軽くて小さい!時計だったんだ…
Σ(゚◎_◎;)

何度かLog.ってるけど…
何でこんなに何年もこの時計に執着し続けてたか、というと…

巡業中だったんだけどね、
ま、自宅に初めてそん時は帰れて、

したらやっぱまだ残ったままの 自分の机の中の物とか確認するやん?

時計とペンくらいでしょ、10代の持ち物で高級感あるものと言えば、

一切何も残ってなくて…キレイさっぱり…

ガラクタはわんさか有るんだよ、あと東京の叔父から頂いたパーカーのボールペンとかはあった、たぶん。

で、母親に訊いてみたわけ、
「あれ?俺の時計?どした?」みたいに…
( ̄◇ ̄;)

したら母親、ハッと何かに気付いた顔で、当時の自分の男に詰め寄るわけ、
「アンタ、(時計) 何処やった?!」って、

最初ニヤけ顔でしらばっくれてたその男も、母親がだんだん怒鳴り出して、
終いにゃグーパンチで小突きだしたらアッサリ白状しやがって、

…財布の中からボロボロの質札を取り出したわけ。
(ーー;)

それは俺の中高と、お祝いに頂いた三つの時計の、期限のとっくに流れた質札で…

悲しい、つーより呆れたわ、本当。
(;_;)

たいした物なんてひとつも無かったんだよ?

親戚の兄ちゃんのお古だったり、お母のくれたTVショッピングの時計とか、そんなんばかりなのに…
まだ弟が無断借用しててくれた方がなんぼかマシだった…
(T_T)

最悪のオフになって、どよ〜んと巡業に戻った記憶しかない、どよ〜ん、だよ。
(~_~;)

それ以来 ずっとこの時計を探し続けてたってわけ。

数年後に母親が、お詫びのつもりか結構お高い時計を買ってくれたんだけど、

それはこないだ弟に譲った。

やっぱ、値段はそんなにしなくてもさ、

あの入学祝いにどーしても、って ねだって買って貰ったデジタル時計を忘れたことなかったから…

忘れえぬ想い出。
(^。^)

…廉価版?の、
【1481010independent DIGI-ANA】でずっとガマンしてたな(これがいちばん型が近い)…

でもやっと…動かないんだけど、探し出しました。

どーだろ?満足かな?

ついに見付けて、成し遂げはしたたものの、達成感とか満足感とかどーなんでしょ?
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

動いてないからなぁー
(; ̄ェ ̄)

暫く考えてみることにしよ…
♪(v^_^)v

そんな、我が青春の、シチズン・デジアナのお話。
(^ー^)q