古本屋の前の、小汚いダンボールに、どサッと何冊か放り込んであった内の一冊が、表紙カバーのないこの本だった。

30円。(^_-)

今回はこれ。『地底の世界のペルシダー』('73、'80・10版/エドガー・ライス・バローズ著、厚木淳 訳 / 創元推理文庫)。

カバー無いからさぁ、ネットで見てた訳。したっけその表紙の絵柄、あれ?これどっかで見たことあるなあ…って なって、

よくよく調べたらアミカスの『地底王国』('76/英) のビデオのパッケージやん。この本の表紙と同んなじ。なんのこたーない。原作だってさ、ビックリ。
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ


19世紀末、老科学者ペリー博士(P・カッシング)と青年実業家デヴィッド(D・マクルーア)は"アイアン・モール(鉄モグラ)"と名付けた地底探検ロボットで、地底の旅へと出発した。しかし、途中で故障して不思議な世界へ迷い込む。そこは一日中太陽が輝き、巨大怪獣の棲息する伝説の地底世界ペルシダーだった。
ペルシダーでは、メーハーと呼ばれる恐竜のような種族がサゴスという半人半獣の種族を手先とし、人間を奴隷として支配していた。そこでディアという美女(C・マンロー)と出会った2人は、人類解放の為、メーハー族に敢然と戦いを挑む……。
(モンスター・パニック/大洋図書)より引用。


この映画、引っ越した頃、だから7〜8年前まで観ることがなかなか叶わなかった。幻だよ結構。

俺にはすげー面白い。ストーリーは凡庸なれど、欧米では珍しい"着ぐるみ怪獣"がいっぱい出てくるのよ、つーか、普通に人体型の不細工な怪獣。

直立に立ってて、尻尾がチョロん、て感じの怪獣。恐竜?


ところで、この試掘機の構造を詳細に述べることはよそう───現在でも、ここから三キロばかり離れた砂漠に置いてあるのだから。なんならあすにでも、駱駝(らくだ)に乗って見に行かれたらよろしい。だが、ざっと説明すると、その機械は長さ三十メートルの鋼鉄製シリンダー(円筒形)で、必要なときには硬い岩石の中で、方向を変えたり、曲がりくねったりしながら進めるように関節部が接合されている。先端にはエンジンで動く強力な回転ドリルが装置されており、ペリーの言によると、このエンジンは、ほかのエンジンの立方フィートあたりの出力以上の力を立方インチあたりで出すとのことだった。
(中略)
だが、ペリーはその試運転から二度とふたたび帰らなかった。そして、わたしだけが十年という歳月を経て帰ってきたのである。


ペルシダーは、ウルトラマンに出てくる流線型のイカす 地底戦車の名前だよね、こっから拝借したのね、ナルホド。
d(^_^o)


よしんば、われわれが地上にいるのではないという疑念をまだいだいていたとしても、眼前に繰り広げられた光景は、いっさいを払拭してしまったであろう。森から飛び出してきたものは、熊に酷似した巨獣であった。象くらいの大きさは優にあり、ずんぐりした前足には、巨大な鉤爪を具(そな)え、鼻面は、発育不全な象の鼻に酷似し、下顎より三十センチあまりも垂れ下がっている。そして巨大な体躯には一面に厚い剛毛が密生していた。

怪獣は、身もちぢむような怒号を発しながら、重々しく、引きずるようなトロット(速足)でこちらへ向かって来た。わたしは三十六計逃げるにしかずだとペリーに告げようと振り返った───だが、ペリーのほうが逃げることをさきに思いついていたようだ。


色んな怪獣の出てくるレアな映画だよ、原作だったなんて…こうなるとカバーが欲しいわ、本が可哀想だから…
(^。^)


ぬるぬるとした巨大な両生類。体躯は蟇蛙(ひきがえる)に似て舞格好。量顎は鰐のように強靭。そのとてつもない体躯は何トンもあるにちがいない。そのくせ急速に、音もなく進んでくる。片側は渓谷から海まで続く断崖、反対側は、いま追ってくる怪物が姿を現した恐ろしい沼沢地である。背後は道のない大海、そして、安全な場所へ行ける唯一の狭い道の真中には、このすさまじい小山のような怪物が威嚇しながら立ちはだかっている。


なんか、おもちゃ箱をひっくり返した様な小説だね、わくわくするよ、
o(^▽^)o

こちらも、興味ある方は探してみてね、地底冒険譚、でしたか…

ところで 物語の最後に、日本人として恥ずかしながら、初めて聞いた言葉があって…


その答は、広大なサハラ砂漠のどこかに横たわる、あの、いまだにみつからケルン(石塔)の下に隠された二本の細い電線の端にあるのであろうか?

やんぬるかな!


と、終わるんだけど、何?この言葉、やんぬるかな!って…

「もうおしまいだ。今となってはどうしようもない。」

へぇーΣ( ̄。 ̄ノ)ノ……そうなんだ…俺もこれで終わろう…


それでは皆様、己んぬる哉!

(使い方が違う?はい。勉強いたします。)
♪(v^_^)v






※ 引用。