前log『ウー』と並んで、どうしても記事っておきたいのが、BANDAIのウルトラ怪獣シリーズ #65(絶、2枚タグ)『ジャミラ』。


棲星怪獣ジャミラ

宇宙飛行士のジャミラが人工衛星の事故により異常環境の星に漂着。そこで怪獣化し、復讐のために地球に戻ってきた。口から100万度の高熱火炎を吐き出す。弱点は水。

身長/50メートル 体重/1万トン
出身地/宇宙のどこかの水の無い星


と、BANDAIのウルトラ怪獣 タグ、#65にはそう書いてある。

俺のソフビは普通に売ってたやつ。高さ16.5cmくらい。何色?水色に薄い緑色を足したみたいな、なんて言えばいい?わかんない….ま、そんな様な…
映像みたいにカサカサ感はないね、顔はそっくり。真っ赤な口、白目、研ナオコ鼻、と抜群に似てる。
身体のいたる箇所にひび割れ。全部じゃないけど、何ヶ所か墨入れ?して表現を強調してある。手足の爪は白い。

これも、今のガキンチョには人気無かったのかな?ちょっと怖いか?でも、何と言われようと秀逸、傑作ソフビだと俺は思うんだけどどう?
(^_−)−☆

【全怪獣怪人大百科】('49/ケイブンシャ) 定価650円では…

(身)50 (重)1万 (特)ロケットのパイロット、ジャミラの体質が変化したもの。火に強いが、水に弱く、口から100万度の火炎を吐く。

41・12・18「故郷は地球」(ウルトラマン)


と なっている。
「故郷は〜…」のフレーズは『シルバー仮面』(46年) の主題歌を思い出す。

ちなみに56年度版の【全怪獣怪人大百科】(ケイブンシャ) 650円では (凄いね!お値段据え置き!) …


水の無い惑星で怪獣化した宇宙飛行士。

(身)50m (重)1万t (23話)


と、今なら人権問題になりそうな一文であっさりと紹介。
(⌒-⌒; )

『ウルトラマン』(41年) の、この23話「故郷は地球」ほど、切なく苦しい哀愁に満ちたエピソードは無かったと子供心に記憶してる。

この回だけは、ウルトラマン、ちょっと待てよ、とか思わずにはいられなかったもんな…

ラストの、ウルトラ水流を全身に受けてのたうち回るジャミラの悲鳴が今でも耳に着いたまま消えない。はっきり覚えてる。


防衛チームにおける負の記録「ジャミラ事件」

朱川湊人氏の小説「ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント」では、本作の後日譚が書かれている。本編にも登場した元科特隊パリ本部のアラン・ビロッツが、退役後出版した『故郷は地球』において、「宇宙怪獣」のジャミラが人間だったことを告発。アランは逮捕され、二年の懲役を科せられた後、著書は絶版となっている。
なお、『ウルトラマンメビウス』の世界でも、ジャミラ事件は司令官クラスでないと閲覧できない「ドキュメント・フォビドゥン(禁じられた記録)」として残されており、「人類の誤った歴史」のひとつだった、という設定がある。
(ウルトラの常識/双葉社、'11) より引用。


と、時代を超えて裏設定も充実した屈指の名編。
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

上官クラスしか触れられない記録、としては、TOS/スタトレのパイロット「歪んだ楽園 / ザ ケイジ」('65)、25・26話「タロス星の幻怪人」('66) を彷彿させる。

これだけ印象の強い、記憶に残る名編…ソフビもだけど…この作品がいかに優れたものか、ってことだと思う。


…皮肉にもかつて欲してやまなかった水に極度に弱く、放水によって苦しんだあげく、命を落とした。
※ (同 『ウルトラの常識』より引用。)


そんなBANDAIの『ジャミラ』ソフビは…

再販すべき…名編の、『ジャミラ』のスーベニア(souvenir / 形見) だ。