たまに見る同じ夢がある。

大抵は、眠っても眠っても眠い…そんな日に見る夢。

何処かのフロアの一角、小さなスペースで何か健康食品だか、そういった健康に関するサプリメントとかシャンプーだとかクリームとか、そういった細々したものを扱う店…

経営者は、自分が昔働いてた店のオーナーで、俺はそこに未だ勤めてるのかどうかはわからないけど、よく店を見に行ってる。夢の中で…

角を左に曲がると、パーティションの無いスペースだけの場所に簡易なレジ棚が一つ、壁代わりの仕切り棚には品物がキレイに並べられて、店番の女性が鼻歌を歌いながら仕事をしてる。

俺はこの人を知っている。昔はよくバラエティ番組に出てた美人でならした人だ。

つい先日も、テレビ番組で波乱の人生を語ってたな、と思ったら、その数日後にはニュースで怪死報道されてたから、なんて生涯なんだろ?って凄く記憶にあるのか…

でも、それを知ってても、鼻歌交じりで店の品出しをするその人に、貴女はもう亡くなっているんですよ、とは言えずに俺はじっとその動きを眺めるだけ、ただじっとそれを見てる…

C・ローパーのあの有名な明るいフレーズの曲を選曲しながら、一緒に鼻歌を歌いながら、彼女は品出しをしてる。

そうこうしてると、今度は店番が代わり、たまーに出てくる御歳90に手の届きそうな…俺は『笠(りゅう)』先生と呼ぶ、太極拳かなんかの、見た目ドラゴンボールの亀仙人によく似た人が、店の周りに飛ぶ小バエを、見事な動きで追いかけてるとこに出くわす。

笠先生がハエを追う姿は、実に荘厳で格好良い。紺色のカンフー着が映えてまるでジャッキー映画の登場人物みたいだ。

ただ…笠先生の所作は実にシブい、イカすのだが、ハエは一向に捕まってはくれず、飛ぶハエの動きに遅れて、カッコ好く手脚をバタバタ太極するばかり。

もうその動きの前にはハエは何処か違う場所へ移動してる、って風だ。

そんな最中の、ハエを追う目線の先の笠先生とチラッと一瞬目が合う。俺はこの夢の中ではどうやらこの人の弟子、もやってるみたいなので、結局ハエを逃した笠先生は、目でハエの道筋を追いながら、ちょっとバツが悪そうに…嫌なとこ見られたな、みたいに軽く会釈する。

俺は、見ちゃいけないもの見たかな、と見てないふりをしながら、先生に 広げた左掌に右拳を押し付けたカンフーの礼で応え、ハッと一瞬思い出したかの様に笠先生も同じ礼を返す。

まだ目でハエを追いながら…

夢の中にこんな風に、ご本人を知らないけど亡くなった人、や
よく夢に出てくるけど、実在しない知人 の出てくる夢、なんてのは、夢相学的にはなんか意味があるのだろうか?

俺は一体、何を 夢の中で見ているのだろう?
(~_~;)


さ、そんな訳で、今年最大の1月以来の訪問者数を更新すべく、7日のlogの続き、只今 高野十座 追い追い書いておりますので、皆様、今しばらくお待ちくださいませ。
m(_ _)m

いや、ほんとビックリ。7日はランキング消えちゃうほど。大した人気。
(; ̄ェ ̄)