『ZOMBIO 死霊のしたたり』('85/米)って映画をご存知?
DVDもプレミアでなかなか手の出ない逸品
。(~_~;)

シリーズは3作あり、これが、ラヴクラフトの原作を下敷きにした傑作なんだけども、

…主人公のウェスト(=J・コムズ) は不気味に蛍光発光する黄緑色の蘇生液を使い、
新鮮な死体を確保しては、不完全なゾンビを量産する。
つー、フランケンシュタインものによくあるタイプのお話で、

その、〜したたり、の原作がこちら。

『死体蘇生者ハーバード・ウェスト』(創元推理文庫/ラヴクラフト全集5 収録、H・P・ラヴクラフト著、大瀧啓裕 訳)


霊魂を迷妄と考えるわが友人は、死者の人為的な蘇生がひとえに組織の状態にかかっていて、腐敗が実際に進行していないかぎり、臓器を完全に備えた死体に相応の処置をとれば
、生命として知られる固有の活動をふたたび開始させられると思っていた。

…これは、【ホーム・ブルー】('21) というパルプ雑誌?に執筆された、
ラヴクラフト初の連載形式による短編小説 なんだそうだ。

この小説、ラヴクラフトの作品では凡庸とか云われてるわりには、
映画は、どえらいはっちゃけちゃってますけども、(*☻-☻*)…


…慈愛深く、良心的で、ときには寛大で愛想もいいが、常に狭量、頑迷、因習にとらわれ
、長期の展望に欠けているのだから。

近年に始まった事じゃないんだね?昔から人のタイプって変わらないんだ…

この手の人間がいちばん始末に負えない。
(。-_-。)


…腹にすえかね、いやましに憤りをつのらせるとともに、何か目覚ましい劇的なやりかたで、これら愚鈍な名士たちに自分の理論を証明したい欲望をかきたてられたのだった。たいていの若者の例にもれず、恨みをはらして勝利を収めた後は、寛大にも許してやるという、綿密な妄想にふけったのである。

うーむ(-。-;

俺は、実在のウェストを知っているぞ?そっくりなやつを。
!(◎_◎;)

物語はそれこそ そのまんま、毎回毎回、場所を変え、手を替え品を替え、

どっかから新鮮な死体を盗んで来ては、蘇生液を注入し蘇らそうとする。

ダメかあ…なんて、諦めて墓に埋め直したりしては、
後ほど復活して、ウェストびっくり。

さあどーすんべ、やばいべ…みたいなお話。

「くそっ、新鮮さがまだ足りなかったんだ」
って…

寿司屋かお前は…
(T_T)



怪物は人間だったのである。いやらしい目、沈黙する類人猿の見かけ、悪魔さながらの残忍性を備えているにもいるにもかかわらず、この点は確かだった。
(中略)
…そして詰物のされた独房の壁に頭をうちつづけること十六年間におよんだ───それが最近になって災難がおこり、口外をはばかる状況下で脱走したのである。
アーカムの捜索隊に最も嫌悪の情を催させたのは、怪物の汚れがおとされたときに目にとまったものだった。
三日前に埋葬されたばかりの学識ある献身的な殉教者に、あざけるかのごとく、信じられないほど似ていたのだ───市民の恩人であり、ミスカトニック大学医学部の学部長であった、故アラン・ホールシィ博士に。

とまあ、今回はまた映画原作のご紹介。
♪( ´θ`)ノ

この小説の場合、映画観てからのがイメージ浮かぶかも…
( ^ ^ )/

新春早々何を読んどんねん、高野十座!!ってか?
いや、短編だと寝る前にサラッと読めるし、

【ビッグダディ】(パートは近日ね) ばっか観てるとついね…
♪(v^_^)v

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※ 引用。