13SHOE・高野十座としては、

どうしてもこれだけは書かずにはいられないです。

今年は、'99・1/31に肝不全のために亡くなられた、
師、ジャイアント馬場さんの十三回忌。

自分の本当の父親とすら、一度も寝食を供にしたこともなかったのに、
この歴史上にも偉大なるレスラーは、どこの馬の骨ともしれない自分に、

食事と寝床、給料、そしてチャンスをくださいました…
巡業が実家に近い時は、祖母ちゃん孝行してこいと、小遣いまで持たせてくれました…。

実の父親がしてくれなかったことを、自分はこの人にしていただいたのです。

ケツ割って逃げた自分ですが、励みに、教訓に、この濃密な時代があったからこそ、
それは、人生の道標となりました。

まだ何一つ、成し遂げてはいないですが、
諦めず、逃げず、「ちゃんと、練習しなきゃダメなんだよ」のお言葉を胸に刻み付け、

毎日生きております。

デビュー戦の際は、リングシューズまで作っていただいて、
それは今でも自分の一番の、一生の宝です。

あの頃の皆さんが、鬼籍に入られました、

鶴田さん、ディッキーさん、ブロディーさん、ブリスコさん、羽田さん、大熊さん、ジョーさん、カマタさん、スタッドさん、林さん、百田さん、ブルックスさん…

そして同期の三沢光晴さんまで…

まだ知らされてなく、鬼籍に入られた方もおられるんじゃないかと思います。

すごく寂しいです。

…今日は、
偉大なる故人を偲びたいと思います。