"橋や鉄道に近づいた民間人は_絞首刑に処す" 1864年4月4日…

南北戦争の時代…
1人の裕福な農夫が、絞首刑にされようとしている…
ロープが切れ、すんでの処で逃げおうせた農夫…
鉄砲の弾をかわし、大砲を避け、河の激流をなんとか泳ぎ切る…

森の中を、走りながら眠る程、駆けて駆けて駆け抜ける!
…愛するエビーの待つ我が家へ…

しかし、その時、驚愕のラストが!!

この映画は…長い間『ミステリーゾーン』の内の1エピソードとして、一部の人達の間では、"幻" 作品として夙(つと) に有名ではあった…。

権利関係から再放映以後、なかなか観ることは叶わない…
TVシリーズとしては、これが、外部作品であった為に…

しかし…このラストでよくTV放映したよな…

そして('06)、3000枚完全限定として、初のDVD化!!
なんと!幻だった映画『ふくろうの河』('62/仏) は、3部作からなるオムニバス作品だった…!!
('63、アカデミー賞短編実写賞、受賞作品)

モノクロの映像が美しい…
『冒険者たち』の"R・エンリコ"監督作品…

何もかも象徴的だけど、
特に…切ないフラメンコギターの奏でるメロディが、耳から離れることはない…

すんげー映画でした…

俺も、こんな風に時代を越えて…永遠に噂になる、そんな歌が描けたら、と思うよ…

お金もらってプロです!っつーのも必要だけどね…

出来れば、あの人と言えばアレ!でしょ!
…みたいな、唯一無二の作品が生み出せたら…とか思います…

…この『ふくろうの河』も、やっぱり観る側に観賞力が必要な映画だけど…

あなたがアーティストなら、作風変わる程の影響力があるかもね…

チャンスがあれば、是非一度ご覧ください…
( ´ ▽ ` )ノ…