最近は雨が降ると首が痛む…
全然眠れず、「ファンハウス 惨劇の館」('81/米)、を休み休み観ることにする…

もちろん大好物…昭和63年に読売テレビで放送の"日本語吹き替え版"で観賞…!

久しぶりに観たからかな、画質のせいかな…
監督"T・フーパー"が、「悪魔のいけにえ」('74/米)、で魅せた荒々しさ、がない…
なんか、画面がクリア過ぎ?なのかな…

CICから発売のV、のが荒い画面で好きだな…
キングレコードのホラー秘宝版は、スティングレィ並みの情熱で、公開時のポスターをジャケットに、TV放送吹き替えも収録されてて最高!なんだけど…

画面が、16:9のスコープだと、V版で切れてた部分が全部見えちゃってて、いや、それも嬉しいんだけど…

なんだか、間の抜けた風に感じちゃう…
…画面が暗かったから怖かったんだよ!そうそう!…

ラストのフリーク(コンラッドの息子)は、V版だと…スゲー感電して、それで動けなくてあんなにブルブル痙攣してるんかと…
まるで、肉の焼け焦げる臭いまで感じられるようで…それで凄く怖かったんだけど…

DVDだと、全体が見渡せて…なんか、歯車に挟まれたから、動けずに…感電してる…って事だったみたい…
やっぱ、挟まれて、よりは、感電で痙攣してるから動けない、のが怖くね?潜在意識ね…
だから…なんとなく、はっきり観えなかったV版の方が怖かったように思うんだろね…

ここは気合いで、V版に日本語吹き替え音声を付けるか、TV放送スタンダード画面を、まま収録したDVDを発売するか!…だな…

画質が良すぎんのも善し悪し…

そしてこの映画には、スティーヴン・キングと並び称される…ディーン・R・クーンツ…(「デモンシード」「ファントム」「ウィスパーズ」「呪われた少女」etc.…)が別名で(ナゼ?)手がけた唯一のノベライゼーションもある…
こちらは、CIC・V版と同じデザインの表紙、「ファンハウス」(扶桑社ミステリー)

そこでは、ノベライズの第三部だけが原作に当たる…
「ファンハウス 惨劇の館」の映画脚本を基にクーンツが書き上げたうち、第一部、二部はクーンツ独自の展開ということらしい…

…それがまた超面白い…!

あの映画から、よくこんだけ拡げましたな…
それほど…ペラペラな映画の登場人物それぞれに、深みを与えてる…

映画(原作)では、ただ不機嫌なだけの母親!ノベライゼーションじゃ主役!の一人、つーか、母親が全ての始まり!!根源…

興味ある方は一度読んでみて…(見つかればブックオフで105円)…

そしてやはり…昔から居る声優さんて最高!

"大塚芳忠(ほうちゅう)"氏(「ザ・フライ/セス・ブランドル」「新スタートレック/データ少佐」)とか、"堀内賢雄(けんゆう)"氏(「新スーパーマン/クラーク・ケント」「ダーク・エンジェル/ローガン」)…

…一度聞いたら絶対に覚える"声"だもんね…そんな方々の吹き替え…

…つまらないはずが無い!


頂き物の、甘んま〜い梨を頬張りながら…痛い首を騙し騙し…

そんな映画を一本観賞したお話…

あ〜…台風早く去らないかな…?

雨よ止んどくれ…
ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!