ずっと昔、まだ小学生の頃…
幼稚園二回、小学校を五度、転校ばかりの俺、
小学校最後の二年は楽しかった…

その時の生徒会長は今、小学校の教師だ…
そして、今期はちょっと障害を持つ子供たちのクラスを、自ら受け持っている…

教師より誰より、その生徒会長の存在は大きかった、
俺は、何よりも楽しかった、それまでは休みがちで、なかなか行かなかったはずの、小学校の最後の二年間を忘れたことはない、

「桜 黄色い…」という曲は、桜色ではない、種類の違う黄色い桜を…そんな子供たちを歌った
歌、いじめに苦しむ子供たちをモデルに描いた歌…
だてに、何か問題のあった全国の小中学校に、この曲を無料配布しようとしていたわけではない…

真ん中の子供だけに伝えればいいのだろうか、うしろの鼻くそをずっとホジり続けてるあの子は?隅で、足の汚れだけをずっと気にしてるあの娘は?

優れた自分をアピールしても、誰もが全員あなたの笑顔のとりこにはならないよ、なれない…
そんなはずないと、気に入らなきゃリセットする?
これはプレステじゃない…

子供や、命は待たないから、
武骨で格好わるい自分を、さらけだしてぶつからないと…

絶対だれの心にも残らない…

大事な物は、命がけて守らないと守れないんだから…
大事なもんは、死んでも守らなきゃダメだ!

そしてあの時の、俺を救った生徒会長は、
今でもずっと、あの日の、生徒会長のままだ…

大事な物を守り続けている…